日本カーペット工業組合
カーペットの良さを広く伝える「カーペットルネッサンス事業」を展開
日本カーペット工業組合は、平成13年よりカーペットの需要振興策の一環として「カーペットルネッサンス(カーペット復権)」事業に取り組んでいます。
カーペットの良さの啓発のために、CDーROM「カーペットはすばらしい」の作成・配布やカーペットルネッサンス説明会、また勉強会等を積極的に開催しています。
また、PR事業と並行して、カーペットに関する諸問題に対応するため、「カーペット用途別分類格付システム(カーペット品質評価システム)」の促進、組合員個々の意見交換や情報交換を通して、業界の健全な発展と体質強化を図るために、グループ別の「カーペット懇談会」を開催しています。
業務内容
【主要取扱品目】敷物製造・織じゅうたん・モケットタフテッドカーペット
カーペット啓蒙活動【カーペットルネッサンス】
カーペットには実にさまざまな魅力があります。
●防滑性 ●衝撃吸収性 ●接触温熱感 ●装飾性 ●防汚性 ●防炎性 ●ダニ対策
●防音性 ●ほこりの軽減 ●ホルムアルデヒド対策 ●防眩性 ●歩行快適、下肢疲労軽減 ●省エネ効果 ●制電性 etc…
このようなカーペットの良さ、魅力を正しく理解していただき、カーペットを普及させていくために、日本カーペット工業会では、カーペットのPR活動である【カーペットルネッサンス事業】を積極的に展開しています。
大阪府産業技術総合研究所との共同研究を行う中で実際に検証を行い、カーペットの機能に関する実証データを取りまとめ、冊子などにして配布しています。
特にカーペットにはダニが多いといった間違ったイメージを払拭するために、実験による数字データを示し、カーペットについての正しい知識の普及に努めています。
適正商品を迅速・確実に提供
カーペットには、お客様が商品選定しやすいように、さまざまな「分類」や「格付け」があります。
日本カーペット工業組合では、カーペット使用の歴史の長い主要先進国の先例を参考に、わが国の生活様式の独自性を勘案して「カーペット品質マーク」を中心とする用途別分類格付けシステム基準を新たに制定し、「カーペット品質ラベル」による品質表示を実施しています。これらのラベルは、使用場所・歩行快適度による分類など、カーペットを正しくお使い頂くための品質保証マークとなっています。
このように、カーペットの分類や格付けを分かりやすく表示することで、お客様に適正商品を迅速・確実に入手していただくためのサポートを行っています。
カーペットの3R推進アクションプラン
日本カーペット工業組合では、カーペットが主要廃棄物に指定されたこともあり、平成2年12月よりカーペットの再資源化・リサイクル等に取り組んできました。しかし、カーペットは大型で大重量の繊維製品であり、構成材料も多岐に渡っており、廃棄・再資源化等を実施するためには特別な技術を必要とします。また、我が国のカーペット業界は大企業と多数の中小企業が存在しているため、3R(リサイクル、リデュース、リユースの総称)に対する各社の取組み状況や技術力に格差があります。
その現状をふまえ、平成3年設置のリサイクル委員会を平成14年に強化し、問題意識の共有化や業界全体として3Rに取り組む体制を構築し、活動しています。
1)製造工程で発生する屑類の減量化を中心としてリデュースの推進
2)洗浄技術を活用したリユースの推進
3)「易(えき)リサイクル製品」の開発や製造工程で発生する廃棄原材料の再利用化の推進
4)使用済みカーペットのリサイクル方法の調査・研究と再生原材料の利用促進
5)使用済みカーペットの回収方法に関する調査・研究の実施
6)カーペットの3Rに関する広報・PR活動の推進
これらの6目標を柱とし、消費者及び関連企業・業界団体の協力のもと、広範な活動を行っていきます。
なお、このアクションプランは、目標の達成度や実施方法について第三者を交えた検証を毎年実施し、達成状況等に応じて計画の見直しを行います。
日本カーペット工業組合 組合情報
組合名 | 日本カーペット工業組合 |
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所在地 | 大阪市中央区本町橋2-5 マイドームおおさか5F |
TEL | 06-6809-2868 |
FAX | 06-6809-2869 |
URL | http://www.carpet.or.jp/ |
info@carpet.or.jp |